科学技術によるインフルエンザ対策
日本の大きな可能性に向けて
I.科学技術によるインフルエンザ対策の重要性
1. 科学技術の重要性
インフルエンザ対策、特に新型インフルエンザに対する対策に、科学技術は大きな役割を果たすのではないでしょうか。
インターネットを含む世界的情報網、抗ウイルス薬、遺伝子工学を利用したウイルスの分析、高性能マスクなど、
近年発展した科学技術があるでしょう。
昔は存在しなかった科学技術が、人々を守るのに貢献しているのではないでしょうか。
2. インフルエンザ・アポロ計画
インフルエンザの脅威に立ち向かうためには、さらに科学技術を発展させることが重要なのではないでしょうか。
人類の大規模な科学技術プロジェクトとして有名なものに、アポロ計画があります。
アメリカはアポロ計画に取り組み、人類に大きな足跡を残しました。
もし、日本がインフルエンザに関し、アポロ計画以上に、国の総力を挙げてインフルエンザの対策に取り組めば、
世界に大きく貢献することができるのではないでしょうか。
インフルエンザ対策に、アポロ計画以上の取り組みをするという計画を、「
インフルエンザ・アポロ計画
」と名づけ
ることにします。
3. インフルエンザ・アポロ計画による日本の自信回復
現在、日本は自信を失っているようにも見えます。しかし、日本は成熟した科学技術国家として、世界に貢献することが
できるのではないでしょうか。
現在は、インフルエンザに対する取り組みが少なすぎるのではないでしょうか。すぐに考え付く対策だけでも、いくつかの
ことが考えられます。
(1) 抗ウイルス薬の開発
抗ウイルス薬の種類が増えることは、耐性の問題を緩和し、ワクチン製造までの時間をかせぐのに重要なの
ではないでしょうか。
(2) ワクチン製造技術
ワクチン製造までの時間を短縮する技術が必要なのではないでしょうか。
(3) 早期発見技術
新型インフルエンザが発生したとき、早期に発見する技術が必要なのではないでしょうか。
具体的な対策については、多くの人々の議論が必要となるでしょう。
インフルエンザ・アポロ計画を実現するには、「
インフルエンザ対策には、アポロ計画以上の取り組みが必要
」という
考え方を社会に広めていくことが第一段階です。
第二段階として、「
インフルエンザ対策には、アポロ計画以上の取り組みが必要
」ということがマスコミ等で議論され、
多くの人の賛成を得ることです。
第三段階として、政治が動き、少なくともアポロ計画に比肩しうる規模のインフルエンザ対策が実行されることです。
第四段階として、「インフルエンザ・アポロ計画」に基づいて、多くの研究・開発等がなされ、インフルエンザの治療法・
予防法・対処法等が開発されることです。
そのためには、文系・理系を問わず、多くの人が連帯していく必要があります。
4. 新型インフルエンザの発生
新型インフルエンザが発生する前には、新型インフルエンザなど本当に発生するのかという疑問もあったでしょう。
また、新型インフルエンザがどの程度の被害をもたらすのかについても、色々な意見があるでしょう。
しかし、人命にかかわることについては、最悪の場合を想定して科学技術の発展を図ることが必要なのではないでしょうか。
また、インフルエンザは、新型インフルエンザでなくても、多くの人の命(特に高齢者の命)を毎年奪っている恐ろしい疾患です。
インフルエンザが世界に与えている甚大な人的損失、経済損失を考えるだけでも、科学技術の発展を図る必要性を否定
することは難しいのではないでしょうか。
5. 日本の発展の方向性 − 日本は自信を失い、老いていくだけの国ではない
今後、どのような方向で日本が発展してくべきかが深刻な問題となっています。
日本は、科学技術の発展の方向に大きく国全体の舵を切り、日本の国力を科学技術の発展につぎ込むことで、世界の
人々に貢献することができるのではないでしょうか。
日本は、世界の国々から原料や食料を輸入しています。日本人の今の生活があるのも、世界の国々のお陰といえます。
インフルエンザの脅威は、世界中に及ぶものです。日本で得られた成果は他国にも役に立つでしょう。
日本が、インフルエンザ・アポロ計画のような科学技術の大規模プロジェクトを行ない、世界の人々に貢献することには
価値があるのではないでしょうか。
さらに、日本の取り組みを参考にし、世界中で「インフルエンザ・アポロ計画」が行なわれれば、世界人類にとって大きな力
となるでしょう。
6. 科学技術の発展による人命救助
インフルエンザ・アポロ計画のほかにも、多くの人命救助プロジェクトが立ち上がり、科学技術の発展が進むことが
重要なのではないでしょうか。
科学技術の発展の潜在的な可能性に、多くの人々が気づいていくことが重要でしょう。
II. 科学技術の発展の潜在的な可能性
1. 科学技術の発展による人命救助
戦前の日本は、国家予算の50%以上を軍事費に充てていました。残念ながら、国家予算の50%以上を、人命損傷
に充てていたのです。
しかし、国家予算の50%以上を人命損傷に充てられるのであれば、国家予算の50%以上を人命救助に充てることも
可能なはずです。
人類が、第二次世界大戦の際に軍事費にかけたのと同じくらいの費用を、人命救助のためにかけることはできないの
でしょうか。
人間は、人命損傷のためには国家の総力をつぎ込めるが、人命救助のためには国家の総力をつぎ込めないほど愚か
な存在なのでしょうか。
皮肉なことに、経済的な行き詰まりが、第二次世界大戦の原因となりました。しかし、人類は戦争を卒業しなければなり
ません。現在の経済的な行き詰まりを、戦争で解決することはできません。
戦争という人命損傷の行為ではなく、科学技術の発展による人命救助に国家の総力をつぎ込むことにより、現在の経
済的な行き詰まりを解消することはできないでしょうか。
人類は、人命損傷ではなく、人命救助の方向に向けて進むことができるはずです。
2.科学技術の発展による人命救助に向けて
科学技術の発展の可能性に多くの人が目を向けていくことが重要ではないでしょうか。
日本の総力を科学技術の発展のために注ぎ込めば、世界の国々に奉仕することができるでしょう。
そのような努力により、日本が世界の中で大きな役割を担い、自信を取り戻していくことが重要なのではないでしょうか。
科学技術の発展による人命救助を、全世界のために推進していく必要があるでしょう。
インフルエンザ・アポロ計画についての連帯を呼びかけています。
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